2011年6月23日

IPO企業の管理職向けに財務セミナー第3回を行いました。

第3回目のテーマは、「決算書を読むための基本用語」としました。

上場後に広く公表することとなる決算書について、特に企業価値(Enterprise Value: EV)の算定につながるキャッシュ・フロー計算書を中心に、財務3表の関連性を説明しました。キャッシュ・フロー計算書のパターン分析を行いました。

また参加頂いた経理部以外の部門長に対して、経理の仕事内容の主な具体例、効率化のための経理・財務サービス・スキルスタンダード、経理財務業務の鳥瞰図、経理の仕事の流れ、決算・開示プロセス、決算早期化のポイント(前工程)(中工程)(後工程)を説明し、協力を要請しました。

2011年3月期の決算ポイント(1)有価証券評価損(2)固定資産の減損(3)在庫評価損(4)貸倒引当金(5)繰延税金資産(6)退職給付引当金(7)工事損失引当金(8)為替換算調整勘定(9)特別損失、を解説しました。見積もりの多くに将来の事業計画が取り込まれている特徴を解説しました。

資料として、粉飾事件(1)ライブドア(2)㈱エフオーアイ(3)㈱シニアコミュニケーションズ(4)㈱キャッツの解説や株式持合いの功罪を添付しました。

IFRSについては、金融担当大臣の導入スケジュール延期発表が予想されたため、解説は取りやめました。

(1)国際財務報告基準(IFRS)とは(2)IFRSへの流れ(3)IASBの位置付け(4) IASBの目的(5)US GAAPとIFRSの逆転(6)欧米各国の会計税務の制度の概況(7)「我が国における国際会計基準の取扱いに関する意見書(中間報告)」(8)我が国企業への適用について①②(9)ロードマップ(工程表)(10)日本における課題①②(11)導入のメリットとコスト(一般論)(12)適用コストを下げるためのポイント(13)日本基準との主要な差異(14)対応手順

以上